こんにちは!かわしぃです。
政府による緊急事態宣言が解除され、コロナウイルス対策として全国各地で移動に制限が少しずつ緩和されてきていますが、依然として気は抜けません。
この状況を受けて、コロナが終息を迎えたその後の暮らしを見直す動きが企業・家庭ともに広がっています。それによりアフターコロナに地方移住を検討するケースも増えるであろうことを見越して、私の住む青森県内に存在する「移住お試し住宅」を本物の移住者である”地域おこし協力隊”の力で活用し、PR活動と移住案件のクオリティアップを狙う活動が始まりました!
にんにくのまち、田子町の協力隊員の声から
今年は全国各地でこのコロナの影響を受け、地域おこし協力隊員の活躍の場も大きく減ってしまいました。
そういった背景もあり、青森県内の隊員同士でもこの状況を乗り越えるためにどうしたらよいか、積極的に自治体を超えて連絡を取り合い知恵を出し合っています。
6月上旬、田子町の五十嵐隊員から一通のメッセージ。
県内の自治体が持つ移住お試し住宅は、コロナの影響で予約も無し。
利用がなければ役場で借りているこの現状の可否も問われることになる。
田子町を起点にして、協力隊がそれぞれをPRして回るキャラバン的なイベントをやってみてはどうか、と。
その声に賛同した県内各地の協力隊員が集い、
田子町の職員や住民の協力もあり
たったの2週間弱でイベントが実現。
勢い余ってこんなロゴまで誕生してしまいました!
(某ワゴン的な番組のオマージュっぽくなってしまった原因は私、かわしぃと青森市の某隊員にあります。グッジョブ。)
地域によっては車を融通しあって乗り合いでやって来る場合もあったので、こうなりました。笑
にんにくの存在感!
青森県田子町とは、言わずと知れた”にんにくのまち”。
レストランやお土産屋さんもある、「田子町ガーリックセンター」
そこで見つけたのは…
にんにくの形の照明!
このまちはどこを向いてもにんにくなのだ!
とことん、にんにくで町を作っていく意気込みが感じられてならない。
農業体験(にんにく堀り)
地元の農家さんの協力を得て、特別ににんにくの収穫体験をさせていただきました!
なんと、協力してくださった農家さんは元々ここの地域おこし協力隊員だったそう。とにかく協力隊のご縁を感じる…。
本来のにんにくの収穫時期よりほんの少し早かったものの、
今回のイベントの為に、ということで沢森さんのご厚意で特別に!大事なにんにくを掘らせて貰いました。
この作業も機械でやってしまうそうですが、
この日は全て手作業で、農業を肌で感じる事ができました。
移住お試し住宅
田子町のお試し住宅は一軒家まるごと!農作業のあとは地ビールでかんぱい!
もちろん、ブランド牛の田子牛でBBQ~\(^o^)/
各隊員からは、誰が何と言わずともそれぞれの差し入れが。
相馬のりんごジュース、七戸の地酒、僕からは平川市碇ヶ関のタケノコ、えーと他にも色々。
協力隊ならではの食材の数々…!いやー語り明かしました。
二日目は田子町内見学へ!
二日目は、一晩中語り明かしたお試し住宅を出発し、町内の見学へ。
こちらは田子町ガーリックセンターのすぐ近く、元々薬屋さんだった場所。
ここも、五十嵐隊員のプロジェクトにて利活用のため改装が進められているそうです。
こちらは観光名所にもなっている「みろくの滝」。
今年は暖冬の影響か、水がかなり少なめなのだとか。季節によって表情がガラッと変わるのが想像できます!
ロッジカウベル。こちらも利活用のために改装が進んでいます。
眺めもよく、宿泊も可能とのことで、
隊員からはあれができそう!これができそう!と…色んな妄想がふくらみます。
最後は「Takko Cafe」で今回のイベント総まとめ!各人の想いを語ります。
こちらのお店も、田子町の協力隊OGの川名さんが運営しています。協力隊の後輩として…背中を押されたきもちになりました!
次のステージへ
そんなこんなで、発案から超スピードで実現された、「青森県協力隊移住体験キャラバン」。
各人のレポートは田子町と各自治体に提出され、今後の移住促進に活かされていきます。
この記事で使用させていただいている写真も、本イベントで皆でシェアしたものです。隊員のみんな、ありがとうー!
県内でもこの活動に賛同してくれた自治体からも手が上がり始めていて、次は青森市浅虫、七戸町、藤崎町へと続いていく予定です。
この実績が、「協力隊は地域を超えて手を取り合える」という事例として青森県や全国各地でも役立ててもらえたら、と願っています。
かわしぃ
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