日本一の和傘産地の逆襲!!
長良川流域で持続可能な地域をつくる
『 NPO法人 ORGAN 』
『 長良川てしごと町家casa 』
ORGANとは「岐阜と長良川に愛と誇りを持って暮らす人を増やす」をコンセプトに長良川流域の持続可能な地域づくりを支援する団体です。
長良川流域には美濃和紙や竹を用いた提灯・うちわ・和傘を
はじめとした美しいプロダクトがあり、これを担う職人や生産者がいます。
先人から受け継いだ知恵や技術、時代に合った創造力を働かせ、
この土地ならではの生業を繋いできています。
しかし、和傘や提灯製造に携わる職人の数は年々減少し、
今や伝統工芸の産地として大きなピンチを迎えています。
材料の調達も職人の存続も危機的状況に陥っていることを知り、
この美しい和傘と尊い職人技をなんとか次の世代に継承していきたい、
国内外のもっとたくさんの方に魅力を知ってほしい。
そんな思いで、長良川地域、立ち上がりました。
体験から暮らしまで。最終手段の移住まで様々なプロセスのサポート
長良川地域で暮らす。
そのために段階的に深く長良川地域に入っていく仕掛けが用意されています。
観光面では、「長良川DMO」というDMO(※)の成立が予定されています。
そして、長良川地域に深くかかわっていくために、長良川流域の各地で約2カ月間、あちらでも、こちらでも、遊び、出会い、学び、美しくなる、そんな体験プログラム「長良川おんぱく」があるんです。
体験プログラムでは、地元のふつうの人々が得意分野を生かしてナビゲートするそうです。
たとえば…
・地元で人気の和菓子屋さんが教えてくれる和菓子づくり
・川で生きる漁師に同行して舟に乗り、獲れたての魚を寿司屋で味わう体験
などによって 「岐阜にこんな人がいたんだ!」と知り、深いかかわりを築いていくのです。
https://nagaragawa.onpaku.asia/
そして、長良川地域で暮らすことに興味を持ってきたら、「長良川デパート」への移行をお勧めします!
長良川デパートでは、つくり手の思いと共に商品を届けています。
つくる人の思いを知り、食べること・使うこと、さらに交流することを通じて、新たな出会いを見つけていきます。
生産者と消費者が交流することで地域のことを当事者のように考えることができます。
http://organ.jp/project/classca
そして、本格的に移住を検討されている方には地域の特色や暮らしの魅力を体験できるプログラムが集まったWEBサイト、 Classca gifu(クラスカ ギフ)がおすすめです!
移住するってなったとき「何から始めようか」不安なのはつきもの。
1つ1つはじめの一歩を踏み出すことで、移住して暮らすことに現実味が帯びてくるでしょう。
※DMO(Destination Marketing/Management Organization)とは、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人です。
きっかけづくりと縁つなぎ
この活動をしていくうえで「ORGAN」さんは5つの大切にしたい柱を決めています。
1
先祖に感謝し、生きる力と知恵と技を受け継いで
暮らしていくのがあたりまえの社会にしたい
2
多様な人が語り合うことで、地域の魅力とお互いの可能性に
気付ける場づくりを積み重ねて、協働の可能性を信じられる風土にしたい
3
若者やよそ者が地域に関わり、当事者になっていくために、
そのきっかけづくりと縁つなぎをしたい
4
農村に埋もれている”生きる力”を再生し、
長良川流域のいのちのつながりを取り戻したい
5
自分で考え、決め、行動することが、楽しく幸せな生き方に
繋がるような社会の仕組みをつくりたい
という想いを持って「ORGAN」さんは活用しておられます。
きっかけづくりをして、それを「縁」にして繋いでいく。
そうして深くしていってこそ「暮らし」ができるのです。
長良川は、これから一歩踏み出す人向けの聖地になることでしょう。「長」く「良」い川であり続けるために。
まーきち
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