棚田と人、農業をつなげるアイス~葉山アイス~

山の斜面に作られた、緑が折り重なる「日本の原風景」ともいえる棚田。心を癒すような美しさから農村のアートとも言われています。

しかし傾斜地にある棚田は農作業の自動化も難しく、普通の4倍の速さで衰退しています。そんな棚田の現状をどうにかしたいと神奈川県葉山市に移住した夫婦によりできた「葉山アイス」をご紹介します!

農業とは無縁だった夫婦の移住、直面した棚田の衰退

葉山に魅せられて夫婦は移住し、農業とは無縁だったが、
友人から誘われコメづくりに参加することに。

そこで直面したのが、農業を取り巻く厳しい環境。
広がる棚田は、戦後以降、徐々に民家や道路に変わり、
最近では、高齢化などで稲作をやめる農家も増えているそうです。

 

届け、日本の棚田のこと。

もっと多くの人に、棚田のことを知ってもらいたい。。。
1棚田から収穫されるキヌヒカリは、飯として消費すると、
あっという間になくなり、なかなか外に出回らない・・・

そこで夫婦が思いついたのが”コメを使ったアイス”でした!
「アイスにすれば10キロのお米から1000個分が作れるはず」
コメで作った甘酒にココナツミルクや豆乳を合わせ、
素朴な味の『葉山アイス』が完成しました!!

https://www.beatice.jp/

乳製品、卵不使用のアイスなので、アレルギーをお持ちの方や、
ヴィーガンの方にも食ることができます。

この「棚田のアイス」の取り組みを知った全国の方々から
「私達の棚田でもやってみたい!」と、広がっています。

「アイスとともに、自分たちが感動した葉山や棚田の魅力が広まれば」
「日本全国の棚田と人を繋ぐアイスにする」

そんな想いで運営されています。

棚田がきれいだと思ったあなた、スイーツ好きなあなた、オーガニック好きなあなた。一緒に美味しいアイスを食べて棚田と日本の農業を守っていきませんか。

 

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まーきち

4月より北海道で暮らす兵庫県尼崎市出身の新卒1年目。 3度の飯よりコーヒーとスイーツと人を愛し、「縁と癒し」をテーマに生きる。兵庫県丹波篠山市の限界集落で人のあたたかさに触れ、キャリアツアーや日本酒×農業イベントの企画、地域のお祭りのお手伝いなど楽しい活動を手がける。 人好きな性格を活かして悩む人の聴きスパート×癒しストになることが目標。
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この記事を書いた人

4月より北海道で暮らす兵庫県尼崎市出身の新卒1年目。
3度の飯よりコーヒーとスイーツと人を愛し、「縁と癒し」をテーマに生きる。兵庫県丹波篠山市の限界集落で人のあたたかさに触れ、キャリアツアーや日本酒×農業イベントの企画、地域のお祭りのお手伝いなど楽しい活動を手がける。
人好きな性格を活かして悩む人の聴きスパート×癒しストになることが目標。

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