「農業って日焼けするし、虫が多そうだから嫌だな。しかも、重労働だから自分にはやっぱり無理!」
女性にとって、農業はネガティブイメージが強いですよね?
そんなキツい農業のイメージを変えるのが、『農labo大人女子会』です。
『農labo(ラボ)大人女子会』は、大阪府の泉州地域で活動しています。
『農~labo’(ラボ)泉州』と呼ばれる若手農家を中心とした団体から、女性メンバーのみで結成した運営チームです。
→農~labo’泉州のWEBサイトはこちらです。
農業体験のしたい方はもちろん、「最初はまったく農業に興味がなかった」という方も歓迎の場所です。
農labo大人女子会は農業のハードルを下げる窓口でありたい
『農labo大人女子会』のリーダーである岡田さんにお話を伺いました。(写真 左)
大阪府泉佐野市の『社会福祉法人いちょうの森』内、
『花筏(はないかだ)カフェ』で定期的に行われています。
メンバーは主婦が中心で、子育てが落ち着いた方もいらっしゃいます。
大人女子会に集まる人たちは、仕事をガッツリしたいわけじゃない。
でも、家庭に閉じこもっていると、息が詰まってしまう。
彼女たちは、家庭以外のつながりと息抜きを求めていました。
そんな女性同士の出会いの場として『農labo大人女子会』は、
花筏カフェで開催されています。
「まずは、ハードルをグッと下げること」
いきなり、作物の収穫を始めたとしても、興味のない人にとっては苦痛です。
まずは、花筏カフェでお茶をしながら、家庭内では聞いてもらえない話をしたりします。
野菜をつかった美容とダイエットの推進
『農labo大人女子会』では女性の悩みである、
美容やダイエットについても、テーマに取り上げています。
ダイエットは、食事と運動によって決まります。
採りたての新鮮な野菜は、栄養が豊富です。
生野菜の場合は調理の必要がないから、主婦にとって時間短縮になります。
そして、農作業は体を動かすから、ダイエットにも効果的。
女性にとっての悩みが、一石三鳥で解決できます。
また、『農labo大人女子会』では、料理レシピも公開しています。
旬野菜をつかったり、時短レシピなどをメンバーでシェア。
『花筏カフェ』で直売野菜の購入も可能だから、買い物に行く手間も省けます。
農業体験のニーズとは?
じつは農業体験には、かなりニーズがあるのをご存知ですか?
都会で暮らす人にとっては、農業はかなり遠い存在です。
周囲に農業をしている人はいないし、
企業が実施している農業体験活動は一日あたり2~3万円と高額です。
しかし、『農~labo’泉州』では、手軽に農業体験が可能です。
泉州地域は大阪市内から、電車で約40~50分なので比較的近い。
安価だし、普段あじわえない貴重な体験ができます。
また、農業体験を通して、子どもたちに自然を感じもらう魅力もあります。
現代の子どもたちはゲームやYouTubeを見たりするため、
外で遊ぶ機会は少なくなりました。
子どもたちには農業体験を通じて、
野菜が育つ工程や野菜本来の味を知ってもらい、
感性を養ってもらいます。
まとめ
『農labo大人女子会』は農業を通じて、さまざまな『経験』をし、
子どもたちに自然の豊かさや『感動』を与えたい。
また、女性たちが『喜んで』過ごせる場所をつくりたい。
家庭以外のつながりを求めていた女性たちが
「農業を通して地域貢献がしたい!」
そんな思いで活動をされています。
『農labo大人女子会』に興味のある方はFacebookページからメッセージをどうぞ。
あわせて読みたい
大阪の泉佐野市を拠点に活動する若手農業者を中心としたグループ
『農~labo’泉州』についての記事はこちらです。
→【野菜の魅力を伝えたい】大阪で本当の農業体験ができる!農~labo’泉州
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