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SDGs目標4 | 「質の高い教育をみんなに」における日本の課題は?

SDGs目標4

SDGsとは?

『SDGs』は、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、

「エス・ディー・ジーズ」と読みます。

「誰一人取り残さない」社会を実現するために国連が推奨している取り組みです。

 

『SDGs』は2015年9月の国連サミットで採択されました。

参加してる国は、国連加盟の193か国におよびます。

『SDGs』は、2016年から2030年の15年間で目標を達成しようとしています。

 

 

『SDGs』は、かんたんに言うと

『2030年までに世界全体の問題をみんなで解決しよう!』

といった内容です。

 

では、世界にはどの様な問題があるのでしょうか?

私たちが住む地球には、限界が来ています。

 

 

たとえば、気候変動・化学物質による汚染・オゾン層の破壊など、

地球システムに影響を及ぼしています。

 

これらによって、地球環境の限界を超えつつあります。

そこで、私たちが住む地球を健康な状態に保つのが、

『SDGs』の取り組みなのです。

 

SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」とは?

SDGsには、ターゲットというものが定められています。

ターゲットとは、目標をより具体的に表したものです。

 

世界には学校に通うことができない子どもたちや

文章の読み書きのできない人が多くいます。

 

 

SDGs目標4の『質の高い教育をみんなに』とは、

すべての子どもたちが公平に質の高い教育が受けられる世の中を目指し、

生涯学習を受けられる機会を促進させることです。

 

全世界で質の高い教育を受けさせる制度や仕組みをつくるために、

『質の高い教育をみんなに』が掲げられました。

目標4を構成している10個のターゲットは、下記の表をご覧ください。

 

4.1 2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ有効な学習成果をもたらす、自由かつ公平で質の高い初等教育および中等教育を修了できるようにする。
4.2 2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達支援、ケアおよび就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
4.3 2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育および大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
4.4 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事および起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
4.5 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民および脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
4.6 2030年までに、すべての若者および成人の大多数(男女ともに)が、読み書き能力および基本的計算能力を身に付けられるようにする。
4.7 2030年までに、持続可能な開発と持続可能なライフスタイル、人権、ジェンダー平等、平和と非暴力の文化、グローバル市民および文化的多様性と文化が持続可能な開発にもたらす貢献の理解などの教育を通じて、すべての学習者が持続可能な開発を推進するための知識とスキルを習得できるようにする。
4.a 子ども、障害およびジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。
4.b 2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国および小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国およびその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。
4.c 2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国および小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。

 

「質の高い教育をみんなに」は日本に関係あるの?

「質の高い教育をみんなにって、発展途上国の問題だから日本は関係ないよね。」

と思った方も多いのではないでしょうか?

じつは、この『質の高い教育をみんなに』という達成目標は日本でも非常に重要な役割を果たします。

 

例えば、待機児童の問題や学校教員の過労問題などは、幼稚園や保育園の数が足りていないことが原因で起きています。

子どもたちにとって、満足な教育を提供するために改善すべき問題となります。

このように発展途上国はもちろん、日本でも共通して取り組むべき課題なのです。

 

SDGsの目標4 日本の取り組み

ここでは、民間企業・団体による目標4の教育に関する取り組みの事例を紹介します。

 

・パナソニック株式会社

パナソニック株式会社では、SDGs達成のために「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を行いました。

このプロジェクトはS複数の目標を掲げて、カンボジアやミャンマーにソーラーランタンを寄贈しました。

電力供給の不安定な農村部にランタンを寄贈し、識字率の向上につながりました。

パナソニック株式会社の取り組みはこちらです

 

・国立大学法人岡山大学

岡山大学はアジアで初めてユネスコチェアの認定を受けた大学です。

ユネスコチェアについては、下記を参考にしてください。

ユニツイン(UNITWIN:University Twinning)/ユネスコチェア(UNESCO Chairs)とは、知の交流と共有を通じて、高等教育機関および研究機関の能力向上を目的とするプログラムです。高等教育機関の国際的な連携・協働を促進することにより、人的・物的資源のシンクタンクとして、また教育・研究機関、地域コミュニティ、政策立案者間の橋渡し的存在としての役割を担うことを目指します。

文部科学省 ユニツイン/ユネスコチェア事業の概要より引用

 

岡山大学はSDGsを推進しており、ESDについても推進しています。

ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略で

持続可能な開発のための教育を指します。

 

岡山大学はESDの教師教育を積極的に推進しており、岡山地域は、国連大学から世界で初めて

ESDに関する地域の拠点(RCE)に認定されました。

国立大学法人岡山大学の取り組みはこちらです

 

まとめ

SDGs目標4の『質の高い教育をみんなに』は、日本でも非常に重要な役割を担います。

 

 

待機児童の問題や学校教員の過労問題など、

子どもたちに満足な教育を提供するために改善すべき問題のため、

発展途上国はもちろん、日本でも共通して取り組むべき課題なのです。

 

また、民間企業や団体も目標4の教育について取り組みを実施しています。

 

 

まずは、私たち一人ひとりがSDGsと目標について知る必要があります。

そして、一緒に世界の課題を解決していきましょう。

 

あわせて読みたい

SDGsの他の目標について、知りたい方はこちらに解説記事を書いています。

よろしければ、ご覧ください。

【SDGs(エスディージーズ)とは何?】5分でわかりやすく説明

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大阪の泉州地域で活動するフリーランスのWEBエンジニア・ライター。 前職は工場で勤務していたため、WEBに関してはド素人だった。しかし、独学で勉強をしてWEBエンジニアになる。副業をしているサラリーマンやフリーランスが、もっと生きやすい社会をつくることを目指している。

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